2024年7月27日 [競馬ニュース]新潟開催にて昼休みが導入! ほか - 今週末の競馬(2024年07月27日、28日) 福島と小倉の開催が終わり、今週と来週は新潟・札幌の2場開催となる今週のJRA。注目のニュースをご紹介いたします。 昼休み制導入! 新潟開催の馬券購入に注意! 猛...
2024年7月23日 [連載・片目のサラブレッド福ちゃんのPERFECT DAYS]ダートムーアも不受胎(シーズン1-15) 「ダートムーアも受胎が確認できませんでした」と慈さんから電話がかかってきました。悪いことはまとめて報告した方がショックは分散されると判断したのか、さらに慈さんは...
2024年7月22日 [重賞回顧]待望の重賞制覇を成し遂げたアルナシームと最年長ダービージョッキーの矜持~2024年・中京記念~ 阪神競馬場改修工事の影響で、2年ぶり7度目の小倉開催となった中京記念。サマーマイルシリーズの第2戦に指定されているとはいえ、1800mでおこなわれる今回は、マイ...
「名馬」を語る 「ドトウの執念!」を生み出した原点/メイショウドトウの中京記念制覇 2024年7月21日 中京記念の変遷を紐解く 現在の中京記念は「灼熱のマイル戦」。35℃を超える猛暑の中、馬も騎手もスタンドの観客も、汗まみれになって熱戦を繰り広げるレースである。しかし、遥か昔は「春を告げる、尾張名古屋の名物重賞」のポジションだった。 1990年代から2000年代前半の頃。大阪杯も高松宮記念も無く、春の関西古馬G1は天皇... 夏目 伊知郎
「名馬」を語る 函館2歳Sを制し、桜花賞候補と囁かれながらも片目を失ってしまった素質馬、ニシノチャーミー 2024年7月14日 暑い夏が訪れ、函館2歳Sが近付くと、思い出さずにはいられない1頭がいる。 現役生活中に不慮の事故で、片目を失なう不運にみわまれながらも、GI桜花賞へ果敢に挑戦したニシノチャーミーだ。 ニシノチャーミーは、父サクラバクシンオー、母ブランドミッシェルという血統を持つ。 父は言わずと知れた快速馬・サクラバクシンオー。短距離を... happy_keiba_life
「名馬」を語る 故郷に錦を。マイネルミラノと丹内祐次の函館記念 2024年7月14日 「マイネルミラノ、丹内祐次! 地元函館で重賞勝利!」 曇天の空に実況アナウンサーの声が響き、黄金色のたてがみをなびかせながら一頭のステイゴールド産駒が悠然と駆け抜けていった。 その背にはマイネルの勝負服を着た一人の男。満面の笑みを浮かべながらぐるりとコースを一周し、詰めかけた地元ファンの前で何度も天に拳を突きあげている... norauma
「名勝負」を語る 南半球産の怪物の誕生 - ロックドゥカンブが無敗で重賞初勝利した2007年ラジオNIKKEI賞を振り返る 2024年6月30日 南半球は季節が逆転する 競馬は大人の娯楽と言われるが、小学生からゲームで競馬を覚え、そしてテレビで本格的に毎週観戦するようになると、世間の一般常識も普段の生活や勉強よりも先に競馬を通じて覚えることが多い。例えば「東雲」「斑鳩」等の読み方、「如月(きさらぎ)」「皐月」等の旧暦、さらには「Allure(アリュール)」「Pr... ムラマシ
「名勝負」を語る 希望の光が放たれたゴール前。ヨカヨカの北九州記念 2024年6月30日 2021年8月22日、雨の小倉に希望の光が降り注いだ。 熊本で生まれたヨカヨカが北九州記念を勝った。熊本産初のJRA重賞勝利。フィリーズレビュー、葵S2着と惜しい競馬が続いていた。あと一歩。されどその一歩が遠い。1.06.4で駆け抜けた小倉CBC賞でさえ5着。どんなに懸命に走っても手が届かない。重賞タイトルは重く、ヨカ... 勝木 淳
「名馬」を語る 「モデルチェンジ」による帝王戴冠。2016年、コパノリッキーの躍進を振り返る 2024年6月26日 1.同郷の名馬2頭 「2016年に活躍した、ヤナガワ牧場の生産馬と言えば?」という問いを競馬ファンに出したとしたら、おそらく十中八九「キタサンブラック」という答えが返ってくるだろう。 2010年代の日本競馬を代表する名馬・キタサンブラック。「顔が二枚目」という理由で北島三郎オーナーが購入したこの馬は、古馬となった201... 縁記台
「名勝負」を語る 豪州から来た若手、レーン騎手とともに制したグランプリ。リスグラシューが強豪牡馬たちを撃破した2019年の宝塚記念 2024年6月23日 宝塚記念……それは春のG1開催を締めくくる伝統のグランプリレースだ。専用のファンファーレによって送り出される精鋭ぞろいの競走馬たちによって、いくつものドラマが生み出されてきた。 例えば、不慮の事故により数少ない世代しか残せなかった父の産駒の代表として、脚部不安を抱えながらも7歳で宝塚記念を勝利した、スズパレード。例えば... 鳥野 紗々実
「名勝負」を語る ディープインパクトのための、ディープインパクトによる、ディープインパクトの宝塚記念。2006年、京都開催の宝塚記念を振り返る 2024年6月21日 宝塚記念の歴史を紐解く 春のG1シリーズの余韻が薄まり始めたころに実施される、宝塚記念。春競馬のフィナーレであり、夏競馬のスタートラインでもあり、出走するメンバーも年ごとに大きく変化する。従って「宝塚記念の固定イメージ」というのは、なかなか湧いてこない。共通して言えることは、「現地観戦は毎回地獄の暑さ」ということ。ビー... 夏目 伊知郎
「名馬」を語る 単勝万馬券の伏兵評価をひっくり返せ! 強豪馬が集まった2004年さきたま杯を制した「ハマれば強い」名馬、ロッキーアピール 2024年6月19日 2024年、さきたま杯がGⅠに昇格。これまで数多の名馬を輩出してきただけに、さらなる期待が高まります。スマートファルコン、ノーザンリバー、ソルテ、イグナイターなど、さきたま杯を制覇した名だたる名馬の中に、ロッキーアピールもいます。今回はハマれば強い希代のクセ馬、ロッキーアピールについて見ていきます。 ロッキーアピールは... プーオウ
「名勝負」を語る エアグルーヴのターニングポイント/「名馬への道」を確立させた1997年マーメイドステークス 2024年6月15日 6月の府中競馬場は「祭りのあと」 毎年、安田記念が終わると私は腑抜け状態になる。5週連続のG1に酔いしれ、3歳馬たちの1年がオークス、日本ダービーで一区切りがつくと、「終わった感」満載になってしまうのだ。翌週から函館開催が始まることもあって、気分は既に夏競馬。府中、阪神の開催がまだ3週間残り、阪神の最終週に宝塚記念が控... 夏目 伊知郎