2026年5月23日 [連載・片目のサラブレッド福ちゃんのPERFECT DAYS]平場の月(シーズン2-17) ルリモハリモの2戦目を控えた前日の夜、自宅にFAXが届いていました。最近はFAXを送る人も少なくなり、宣伝・広告ばかりが流れてくるので、反射的に捨ててしまいそう...
2026年5月22日 [オークス]ラヴズオンリーユー、チョウカイキャロル、ミッキークイーン。忘れな草賞をステップにオークスを制した馬たち 牝馬三冠の第2戦オークスは、JRAの牝馬限定戦で最も距離が長いレース。大観衆の前から発走するため、馬によっては平常心で臨むことすらままならず、ゴール前には長い直...
2026年5月21日 [追悼]萩原清調教師を偲んで - 静かな情熱が遺したもの ■エピカリスの記憶とともに訪れた、思いがけない訃報の夕暮れ 2026年5月20日、水曜日の午後。仕事を少し早めに切り上げ、浜松町からモノレールに乗り込んだ。車内...
「名馬」を語る 世代に翻弄された『女傑』。牡馬に果敢な挑戦を続けたダンスパートナーの物語 2026年5月23日 ■のちの名血から産まれし女傑 牝馬の時代と言われて久しい。女傑と呼ばれる、並みいる牡馬を向こうに回して颯爽とターフを駆け抜ける駿馬たちが、その美しい姿と類まれな能力とを最大限に発揮して牡馬と互角以上に戦う時代にぼくらは生きている。 ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ…。1頭が... 高橋薫
「名勝負」を語る 幾重にも折り重なる後ろ盾に見守られて。1997年メジロドーベルのオークス 2026年5月23日 令和の時代に「師弟」などという古臭い言葉は似合わないかもしれない。自分で調べ、自分で切り開く逞しき時代に教えを乞い、技を盗む。誰かの後ろをついていくのは遠回りにすぎない。しかし、そんな先端を走る時代だからこそ、師弟という関係は価値があるのではないか。たとえ歩みは遅くとも、力を蓄えながら進み、たどり着いた栄光の価値は計り... 勝木 淳
「名勝負」を語る 戦略すら打ち破る、青き稲妻~2005年・オークス~ 2026年5月21日 強さとは、時に儚いものである。 鮮烈な強さを見せつけ、最強のまま引退していくものもあれば、未完のままターフから退き、「果たしてあのままだったらどうなっていただろう」と、我々に妄想の限りを尽くさせるものもいる。その未完の強さは時に、完璧な戦略すらも打ち破り、後世にわたって語り継がれるレースを作ることもある。 2005年の... 小早川 涼風
「名勝負」を語る 奇跡の薔薇、東京に咲く!テンハッピーローズが勝利した2024年ヴィクトリアマイルを振り返る 2026年5月14日 古馬牝馬の最強マイル女王を決めるヴィクトリアマイル。オークス、日本ダービーと続く3歳クラシック戦線の牡馬牝馬の頂点を決めるレースの前週に施行されるGⅠレースとして、2006年にスタートした。第1回目の優勝馬は桜花賞馬のダンスインザムード。連覇した牝馬たち(ヴィルシーナ、ストレイトガール)もいれば、ウオッカ、ブエナビスタ... 夏目 伊知郎
「名勝負」を語る 競馬とリンクする、人生の記憶。車中でひっそり応援した、ジュールポレールと幸騎手のヴィクトリアマイル 2026年5月13日 競馬の思い出とリンクしながら頭に残る、人生の記憶がある。 いつも中身すっからかんな話をしていた学生時代の友人と、感動を分かち合ったあのレース。就職してすぐの頃、とにかく精一杯の日々を過ごしていた自分を勇気づけてくれたあの馬。結婚式の当日、みんなに祝福された余韻に浸りながら追っかけ動画で結果を確認した、本当ならリアタイし... ハシスポ
「名勝負」を語る 砂上の女神が魅せた圧勝劇~1995年エンプレス杯~ 2026年5月13日 かつて、寒さがそろそろ和らぐ2月下旬から3月上旬に行われていたダートの女王決定戦、エンプレス杯。 2024年からの体系変更によって5月にその施行時期を移した当競走は、グランダム・ジャパンの古馬春シーズンの最終戦となり、まさに「古馬牝馬ダート最強馬決定戦」としての位置付けが強くなったレースともいえる。 今でこそダート競走... 小早川 涼風
「名馬」を語る ノームコア - 「普通」を極めし女王 2026年5月10日 常日頃、私たちは「普通」という言葉を使う。「普通はこうだろう」「普通ならこうなるに違いないだろう」と。 ところが、いざそれを極めようとすると、必ずと言って良いほどどこかで頓挫する。当たり前のことを当たり前にこなすということがいかに難しいか、痛感するものである。 では、競走馬にとっての「普通」とはなんであろう。様々な考え... 小早川 涼風
「名馬」を語る 風、颯爽と - 2013年・兵庫チャンピオンシップ 2026年5月6日 2024年のダート改革により距離が1400mへと短縮され、短距離3歳王者を決める戦いとしての位置づけと変わった兵庫チャンピオンシップ。 だがそれ以前は中距離の1870mで行われていたこともあって、3歳ダートの頂点であるジャパンダートダービー(現:ジャパンダートクラシック)を目指す馬にとって、このレースは登竜門といえる存... 小早川 涼風
「名馬」を語る 追う者追われる者。「12世代」の名ステイヤー、フェノーメノの天皇賞(春)連覇を振り返る 2026年5月1日 1.「追う者」フェノーメノ 2025年2月、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』が4周年を迎えるタイミングで新たなウマ娘としてフェノーメノが登場することが発表された。 実在の競走馬であるフェノーメノは2009年生まれの所謂「12世代」。この世代からは2016年の『ウマ娘』コンテンツ発足初期よりゴールドシップが登場してい... 縁記台
「名馬」を語る だけど、走る。だから、走る - グランプリボス 2026年4月26日 グランプリボスは、謎だ。 史上初、朝日杯FSとNHKマイルCの両GIを制覇。世代のマイル王となった。以降、早枯れすることなく古馬になっても奮闘。安田記念とマイルCSで計三回2着に入り、重賞も二つ積み上げた。そして、ラストランとなった香港マイルでも3着と気を吐き、世界にその実力を誇示したのである。 28戦6勝、獲得賞金5... 玩具販売者