2026年8月14日 [札幌記念]エアグルーヴ、ハープスター、ソダシ。札幌記念を制した名牝たち 数あるGⅡの中で最も賞金が高い札幌記念。GⅡ昇格後はもちろん、ダート(1988年まで札幌競馬場には芝コースがなかった)のハンデ重賞としておこなわれていた時代から...
2026年8月13日 [新馬戦回顧]メイクデビューの勝者達(2026/08/08) 多くのサラブレッドたちが最初の大舞台として走ることになる新馬戦。ここでは2024年産まれの競走馬のなかから、新馬戦を勝利した馬たちを取り上げていきます。 今週は...
2026年8月13日 [今週の注目]小林美駒騎手、100勝へのカウントダウン - 「われらの美駒」から「みんなの美駒」へ 小林美駒騎手の勢いが止まらない──。 8月8日の札幌競馬で1日3勝を挙げ、JRA通算96勝。節目の100勝まで、いよいよ残り4勝となった。 今夏の札幌での充実ぶ...
「名馬」を語る 故郷に”綱”取り帰る日まで。ヤマニンウルスの11戦を振り返る。 2026年8月14日 今年の東海Sに、ヤマニンウルスの姿はなかった。 2026年7月17日、JRAからヤマニンウルスの競走馬登録抹消が発表された。そして7月24日朝、北海道新ひだか町のレックススタッドに到着し、競走馬としての歩みを終えて種牡馬入りを果たした。 父ジャスタウェイの後継種牡馬としては、米国三冠競走に挑んだマスターフェンサ... zakkey(ザッキー)
「名馬」を語る 砂の短距離黎明時代の輝彩~カガヤキローマン~ 2026年8月12日 「もしも」が禁句とされる勝負の世界。それを「たられば」と呼ぶ。 とはいえ、レースが終わるたびに「あぁ、ワイドにしておけばよかった!」や「なんであの馬やめたんだ!」という阿鼻叫喚の様子が全国各地で散見されているのだから、我々競馬ファンがこの「たら」「れば」を言わない週末などほぼ存在しないだろう。 そしてその「たられば」を... 小早川 涼風
「名勝負」を語る 快速馬の血を受け継ぐ牝馬と、新人騎手が掴み取った、最速の称号 - テイエムスパーダ 2026年8月12日 ■最速の血と新人騎手が挑んだスプリント重賞 競馬とは、父から子、そして孫へ競走馬としての血と、思いが脈々と受け継がれたドラマティックな側面をギャンブルと共に併せ持つものである──と、私は思う。今回取り上げるテイエムスパーダも、偉大な祖先の血を受け継ぐ競走馬として産声を上げた。 父のレッドスパーダは芝の1600mを5勝、... 朱鷺野 真一郎
「名勝負」を語る 高速馬場なら負けられないマテラスカイ - 2020年クラスターC 2026年8月11日 梅雨入りを控えた6月のある日、マテラスカイの死亡が報じられた。 理由は結腸捻転とのこと。突然の知らせに筆者も驚きを隠せなかった。 同馬は日本のダート競馬史において、間違いなく大きな功績を残した一頭である。手にしたタイトルはGIII/JpnIIIの2つだけだが、長らく“難攻不落”ともいわれたダート短距離の海外GⅠで、幾度... 中川兼人
「名馬」を語る 「今度こそ」を何度もくれた君へ - ボンドガールの引退に寄せて 2026年8月9日 2023年6月4日。新緑の東京競馬場。 前週の日本ダービーの余韻もまだどこか残る2歳新馬の開幕週。その中で、その馬は初めて、私たちの前に姿を見せた。 ボンドガール。 鹿毛の美しい馬体に、どこか可憐で品のある眼差し。走り出せば弾むようなしなやかなフットワークを見せた。眩しい陽を追いかけるように軽々と気持ちよさそうに駆け、... norauma
それぞれの競馬愛 高円寺・競馬居酒屋「なで厩」のこれまでとこれから(後編)- 今だからこそ見えてきた景色と新店舗に込める思い 2026年8月7日 2020年、コロナ禍の真っただ中に産声を上げたこの店は、その後6年間で多くの競馬ファン、日本酒ファン、そして地域の人々を迎え入れてきた。 では、その6年間で「なで厩」は何を得たのだろうか。 そして今、なぜ移転という決断に至ったのだろうか。 店を続けてきたからこそ見えてきた景色と、新店舗に込める思いについて、なでさんに話... ムラマシ
「名馬」を語る 未来を変える勝利 - アジアエクスプレス 2026年8月5日 競馬という競技にはさまざまな側面があります。ギャンブルであったり、スポーツであったり、時には小説を超えるようなドラマを魅せてくれることもあり、本当に奥深い競技だなと常々感じさせます。 その多様な側面の一つに「子孫を残す馬を決める選定」と言う部分もあります。特に生産者にとっては生産した馬が高く売れるかどうか、活躍するかど... 館山 速人
「名馬」を語る 君に繋がる物語 - アイムユアーズ 2026年8月2日 天皇賞(春)を連覇したフィエールマン、重馬場の皐月賞を豪快に差し切ったソールオリエンス、そして2025年の天皇賞(秋)を勝ち、世界とも肉薄したマスカレードボール。翌26年もクラシックに主役の一頭、リアライズシリウスを送り込むなど、いまや美浦のトップ・トレーナーの一人に数えられる手塚貴久調教師。 その資質は開業当初からす... 玩具販売者
「名馬」を語る 遥かなる旅路のプロローグ - 北の大地でディアドラが広げた、世界への翼 2026年8月1日 ディアドラという存在は、一羽の気高い渡り鳥のように思える。 ドバイ、イギリス、アイルランド、フランス、サウジアラビア、バーレーン、香港──。海を越え、国境を越え、その土地ごとに異なる芝を踏みしめながら、世界中の強豪へ挑み続けた。日本調教馬が海外へ遠征することは、もはや珍しい時代ではない。それでも、これほど長く、一つの場... norauma
「名馬」を語る 日本最速の直線にその名を二度も刻み、「光の王」となったカルストンライトオ 2026年7月29日 短距離馬の魅力は、一瞬で勝負を決める速さにあるだろう。なかでもカルストンライトオは、その速さをもっとも分かりやすい形で示したスプリンターだった。黒鹿毛の馬体に大きな流星を浮かべ、スタートから迷いなく前へ出る。直線コースでは、ただひたすらゴールへ向かって加速していく。その姿は、駆け引きというよりも、純粋なスピードそのもの... 真実 良