2018/12/18
2018年12月2日、チャンピオンズカップ(GⅠ)が行われました。そこでは3歳馬のルヴァンスレーヴ(美浦・萩原清厩舎)が1番人気に応え、見事優勝。3歳シーズンを終えて8戦7勝──さらにはたった一度の敗けも2着、という素晴らしい戦績はまさにチャンピオンに相応しいものでしょう。そんな若き王者が初めて挙げた重賞勝利──それが全日本2歳優駿でした。 今や2歳ダートチャンピオン決定戦としてお馴染みのこのレース。 歴史は古く、1950年に「全日本三才優駿」として、川崎競馬場で実施されたのが始まりでした。その後は1400M、1600Mと徐々に距離を延長しながら、名称も「全日本3歳優駿」(1988年~)と改めた後、さらに2001年に馬齢を国際基準に合わせ、現在の「全日本2歳優駿」へと変わりました。また、1997年には既に全国指定交流競走になっていましたが、2002年からはダートグレード競走のGⅠに格付けが上がり(現行表記はJpnⅠ)、それに従ってそれまで以上に実力馬が集う「名レース」へと進化します。 過去の優勝馬にはアベイ・ド・ロンシャン賞(仏GⅠ)を優勝したアグネスワールド(1997年)、天皇賞・秋やフェブラリーステークスを勝利したアグネスデジタル(1999年)、マイルCS南部杯を制したユートピア(2002年)、帝王賞や川崎記念を勝ったフリオーソ(2006年)、上述のルヴァンスレーヴなど、その後も大活躍した名馬が名を連ねています。 その他の優勝馬も、長く重賞戦線で好走する馬が多く、どちらかと言えば早熟傾向な馬が勝ちやすい「2歳重賞」のイメージとは少々異なる印象です。今回はその豪華多彩な優勝馬から、3歳時には南関東の唯一の四冠馬となり、フェブラリーステークスでも2着と好走したトーシンブリザードを取り上げます。

2018/12/15
競馬ファンの方々にとって「ラフィアン」といえば、どんなイメージが浮かぶでしょうか? マイネル・マイネの冠名。 岡田総帥。 2歳戦に強い! ……と言ったところでしょうか。 実は近年ラフィアンでは、繁殖牝馬になる事を意識してか、冠名を使っていません。 マイネという冠名のイメージによって、産駒の価値が変わらないようにするためでしょう。...

2018/10/21
師走のある日の朝、まだ私が学生の頃。 父の訃報をしらせる電話を受けたとき、私は下宿先で寝ているところだった。 「落ち着いて聞きなさい」と切り出す祖母の方こそ、全く落ち着いていないだろうと妙に冷静だった。 不思議と、悲しいといった感情は湧かなかった。...

2018/10/13
1998年9月27日。巨星、堕つ。 ナリタブライアンの訃報は、あまりにも突然だった。 そして、その年の真夏、フランス・ドーヴィル競馬場。 G1・モーリスドギース賞、シーキングザパール・武豊騎手、1着。 G1・ジャックルマロワ賞、タイキシャトル・岡部幸雄騎手、1着。 東西の名手に導かれた日本調教馬が、「世界」の舞台で輝いていた。...

2018/10/09
オーストラリアのビクトリア州、州都メルボルン。そこで行われる、ビクトリア州最大の1歳馬セリがある。 イングリス・メルボルン・プレミア・イヤリングセールだ。 2018年3月4日から7日にかけて行われたその1歳馬セリでは、1070頭が上場され799頭が売却された。 その中の1頭、lot364の購入者の欄に、D Takahashi の文字はあった。...

2018/10/08
2013年1月30日。 一頭のサラブレッドがこの世に生を受けた。 父ディープインパクト、母マルペンサ。 ノーザンファームに生まれたこの馬の額には、きれいなダイヤモンドの形をした流星が流れていた。 サトノダイヤモンド。...

2018/10/07
天高く馬肥える秋になりました。マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)が行われる季節です。 岩手競馬のホームページを開けば、筆文字で「南部杯」と書かれた和風のバナーが輝いています。さっそくバナーをクリックすれば、金色を基調とした画面に、家紋と綺羅星のようにちりばめられた過去の優勝馬達が現れました。...

2018/10/06
エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴル……数々の名馬が挑戦するも、悲願にあと一歩届かず涙を呑んできた世界最高峰の舞台「凱旋門賞」。 日本馬にとって高き壁となっている凱旋門賞が行われるのは、イギリスと並んで欧州の競馬大国に位置するフランスです。...

2018/10/05
岩手県盛岡競馬場で毎年行われるJpnⅠマイルチャンピオンシップ南部杯(以下、南部杯)。 数々の名馬、名勝負が生まれたこの大レースの存在は、地方競馬ネット投票が普及したこともあり、今や中央競馬のファンにとってもよく知られるところとなったと思います。...

2018/10/01
ウマフリ読者の皆さま、はじめまして。 金沢競馬のフリーペーパー「遊駿+(ゆうしゅんプラス)」の編集長・ヨドノミチと申します。 「遊駿+」は『ファンが作る、金沢競馬をもっと楽しむ情報誌』として金沢競馬場内で不定期に配布を行っているフリーペーパーです。 創刊は2006年の白山大賞典号。...

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