それぞれの「競馬愛」

赤ちゃんはコウノトリが運んでくると言われるが、我が家の場合は馬だった。 早朝4時。みんなが寝静まった頃、じわっと水の漏れる気配を感じて飛び起きた。 まさか三十過ぎになって粗相だなんて──と思ったが、冷静に考えてみるとそうではない。 当時わたしは妊娠中で、臨月に入ったばかりだった。 咄嗟に「破水」という単語が脳裏を過る。...

「スーパーGⅡ」と呼ばれるレースがある。 それにはしっかりした定義があるわけではなく、個人それぞれの思いがあるだろう。 3歳の春クラシックを前にして戦い、過去の勝ち馬に名馬が並ぶ「弥生賞」や「スプリングS」か。 或いは春秋の天皇賞前のレース「阪神大賞典」や「京都大賞典」か。...

その日、年に二度響きわたる勇壮なファンファーレ──障害競走の頂点を競うJ-G1のファンファーレ──を、私が中山競馬場で聴くことはなかった。 年に二度、欠かさずにおもむく大好きな競馬場。しかし、あえて中山行きの切符をとらなかった。 夜も眠れないくらいに待ち望んでいた遠征の足どりを、自ら途切れさせた。...

イナリワン、メジロマックイーン、マヤノトップガン、サクラローレル、ゴールドシップ、キタサンブラック……。 これまで、本当に様々な「名ステイヤー」が日本競馬界を賑わせてきました。 そこで今回は「あなたの好きなステイヤーは?」をテーマに、4人の競馬ファンに各自の想いを語っていただきました! あなたの好きな馬は語られているでしょうか?...

ウマフリ読者の皆さま、初めまして。 縁あって寄稿させていただくことになりました、オラシオンです。普段は引退馬支援の活動をさせていただいております。 今回は、そんな引退馬支援について、皆さまに考えていただけたら、と思い筆をとりました。 ■私が『引退馬』のその後に気がつくまで。...

そうだ、カメラを買おう。 最近は、スマホのカメラもいいものばかり。 何も一眼レフじゃなくても、十分過ぎるほどに、写真は撮れる。 しかし、競馬のレースシーンとなれば話は別。 スマホでは写せない「本気の戦い」のワンシーンを切り取っておさめることができるのが、一眼レフである。 私が一眼レフを手にしたのは、2011年の秋のことだった。...

成績が抜群なわけじゃない。 なぜその馬が好きなのか──そう問われると確固たる理由を言葉には出来ず、でもどうしても心惹かれる馬が、あなたにはいないだろうか。

「アップ、ごめん」 場内に響く悲鳴とどよめきを耳にしたときから、何も言えず、ただ行く末を見つめていた。 そのすぐそばで新たに誕生した障害王者が、あたたかい拍手と声援とともに讃えられていた。 屈腱炎を克服し、幾多の死闘を繰り広げてきたニホンピロバロン。...

競馬ファンの方々にとって「ラフィアン」といえば、どんなイメージが浮かぶでしょうか? マイネル・マイネの冠名。 岡田総帥。 2歳戦に強い! ……と言ったところでしょうか。 実は近年ラフィアンでは、繁殖牝馬になる事を意識してか、冠名を使っていません。 マイネという冠名のイメージによって、産駒の価値が変わらないようにするためでしょう。...

こんにちは、しみっちです! 僕は全国・海外の競馬場を回りながら東日本大震災の復興支援メッセージを書いていただく旅をしている競馬ファンです。 何故、そのような旅に出たのか? 今回はそんな僕の「旅のはじまり」についてお話させてください。

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