それぞれの「競馬愛」

2012年の菊花賞勝ち馬・ゴールドシップ。 数々の名勝負を繰り広げた芦毛の人気者は、G1で6勝という好成績を残して2015年有馬記念にて引退。そのまま、種牡馬として第二の馬生を歩み始めた。...

土曜日になると、父は難しい顔をして新聞を睨んでいることが多かった。 小さい頃は仕事をしていると思っていたのだが、どうやら違う。 それが競馬の予想をしているということに気づいたのは、小学校4年生の頃だった。 「競馬?」 「せやで、1着はどの馬になるかを当てるねん」...

競馬の格言には、有名なものがいくつかあります。 牡馬三冠レースにおける「皐月賞は最も速い馬が、ダービーは最も運の良い馬が、菊花賞は最も強い馬が勝つ」というものは、その中でも有名なひとつかもしれません。 とはいえ、実際に三冠レースのいずれかを勝つには、余程の実力がなければなりません。そして、実力がある馬はオッズにも反映されます。...

赤ちゃんはコウノトリが運んでくると言われるが、我が家の場合は馬だった。 早朝4時。みんなが寝静まった頃、じわっと水の漏れる気配を感じて飛び起きた。 まさか三十過ぎになって粗相だなんて──と思ったが、冷静に考えてみるとそうではない。 当時わたしは妊娠中で、臨月に入ったばかりだった。 咄嗟に「破水」という単語が脳裏を過る。...

「スーパーGⅡ」と呼ばれるレースがある。 それにはしっかりした定義があるわけではなく、個人それぞれの思いがあるだろう。 3歳の春クラシックを前にして戦い、過去の勝ち馬に名馬が並ぶ「弥生賞」や「スプリングS」か。 或いは春秋の天皇賞前のレース「阪神大賞典」や「京都大賞典」か。...

その日、年に二度響きわたる勇壮なファンファーレ──障害競走の頂点を競うJ-G1のファンファーレ──を、私が中山競馬場で聴くことはなかった。 年に二度、欠かさずにおもむく大好きな競馬場。しかし、あえて中山行きの切符をとらなかった。 夜も眠れないくらいに待ち望んでいた遠征の足どりを、自ら途切れさせた。...

イナリワン、メジロマックイーン、マヤノトップガン、サクラローレル、ゴールドシップ、キタサンブラック……。 これまで、本当に様々な「名ステイヤー」が日本競馬界を賑わせてきました。 そこで今回は「あなたの好きなステイヤーは?」をテーマに、4人の競馬ファンに各自の想いを語っていただきました! あなたの好きな馬は語られているでしょうか?...

ウマフリ読者の皆さま、初めまして。 縁あって寄稿させていただくことになりました、オラシオンです。普段は引退馬支援の活動をさせていただいております。 今回は、そんな引退馬支援について、皆さまに考えていただけたら、と思い筆をとりました。 ■私が『引退馬』のその後に気がつくまで。...

そうだ、カメラを買おう。 最近は、スマホのカメラもいいものばかり。 何も一眼レフじゃなくても、十分過ぎるほどに、写真は撮れる。 しかし、競馬のレースシーンとなれば話は別。 スマホでは写せない「本気の戦い」のワンシーンを切り取っておさめることができるのが、一眼レフである。 私が一眼レフを手にしたのは、2011年の秋のことだった。...

成績が抜群なわけじゃない。 なぜその馬が好きなのか──そう問われると確固たる理由を言葉には出来ず、でもどうしても心惹かれる馬が、あなたにはいないだろうか。

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