ネットと見る三歳世代~サトノダイヤモンド編〜

記念すべき連載第1弾です。
よろしくお願い致します。
ネットでの評判や盛り上がりを、2chまとめサイトという形で追いながら、有力馬たちの今を見ていく企画です。うま速様(http://umasoku.liblo.jp/)、ご協力ありがとうございます。

 

さて、数年に一度の盛り上がりを見せている今年の三歳クラシック。その一角を占めるのがこのサトノダイヤモンドです。

 

注目ポイント①
「血統」

 

まず注目して欲しいのはサトノダイヤモンドがデビューするまでについて、です。
お母さんのマルペンサは、南米の名門一族の出身。マルペンサ自身もアルゼンチンのG1を3勝している上に、それがダートで2勝、芝でも1勝という、日本では滅多に見られない快挙を成し遂げている名馬です。華々しい戦績をあげ無事引退をすると、日本の有力牧場の一つであるノーザンファームによって繁殖牝馬として輸入されることとなりました。

 

サトノダイヤモンドは、その、待望とも言える最初の仔となります。父は、競走馬としても種牡馬としても様々な記録を樹立しているディープインパクト(というより、最近の有力な輸入牝馬は基本的にディープインパクトのお嫁さんとして輸入されたような雰囲気もあるわけですが……)。

 

日本最強クラスの父にアルゼンチンの名牝。サトノダイヤモンドは、まさに宝石のような血統なのです。

 

注目ポイント②
「デビュー前評価」

 

そんな期待の良血馬、周囲が放っておくわけもなく、セリでは2億4150万という高額で落札され、専門誌でも大きく扱われることとなりました。オーナーとなったのは「サトノ」冠でお馴染みの里見氏。高額馬を惜しげもなく大量購入する同氏は、一部ネット上で「サトノの馬はG1に勝てない!」などという超絶失礼なジンクスが流れていたりしますが、近年だと2013年菊花賞2着(サトノノブレス)、2014年JBCスプリント2着(サトノタイガー)、2015年ダービー2、3着(サトノラーゼン、サトノクラウン)などと、G1奪取へ着実に近づいているのは確実!な、はずです。

 

調教師には、三冠馬オルフェーヴルを管理していた池江調教師か着き、全面サポート。この池江泰寿調教師、そのお父さんである池江泰郎調教師は、ディープインパクトの調教師でした。
ディープの血筋を知る、一流の調教師池江泰寿氏。馬主の期待の高さが伺えます。

 

注目ポイント③
「戦績」

 

そんな期待の集まっていたサトノダイヤモンド。デビュー戦では、これまた「超良血高額馬」のロイカバード(母はアメリカで殿堂入りしているアゼリ)と激突。有力馬を初っ端からぶつけるなよー……という一部ファンの悲鳴をよそに、メディアでは「合計5億円対決」と話題となったりしました。(うま速:11月8日京都5R新馬で2頭5億円対決が実現
結果としては「5億円」の二頭のワンツーではあったものの、一度も鞭を使わなかったサトノダイヤモンドの完勝という見方が大勢を占めます。その圧倒的な走りからたった一度のレースで「来年のダービー馬」「クラシック三冠候補」という声も多く聞こえました。その上、騎乗していたルメール騎手も絶賛した事から周囲の期待もさらにヒートアップしたわけです。(うま速:サトノダイヤモンド強すぎワロタ)(うま速:ルメール「サトノダイヤモンドは全てを備えた化物」
続く2戦目でもサトノダイヤモンドの脅威になる馬はおらず、またもやノーステッキで圧勝。

 

デビュー戦でぶつかった超良血馬・ロイカバードもその後負けじと勝利を重ね、サトノダイヤモンドへのリベンジを目指しており(うま速:ロイカバード強すぎワロタwww)(うま速:ロイカバード強すぎワロタwwwww)、満を持して、G3「きさらぎ賞」にて再び戦うこととなりました。
2戦2勝のサトノダイヤモンド、3戦2勝のロイカバード、その他にも豪華な顔ぶれがそろったレースとなった事で、戦前からかなりの注目を集めましたが、ルメール騎手や池江調教師は自信を崩しませんでした。(うま速:[きさらぎ賞] ルメール「サトノダイヤモンドは全部が強い。ウイークポイントは無い」)(うま速:池江調教師「オルフェーヴルはメンタルが安定しなかった。ダイヤモンドは言うことなし」

 

そして。
結果は、たった1発のムチを入れただけのサトノダイヤモンドの圧勝で終わりました。
しかもルメール騎手は「まだ本気は出していない」とのコメントを残し、未知数な実力には期待が高まる一方です。(うま速:ルメール騎手「今日はライバルがいなかったし、フルパワーじゃなかったよ」

 

注目ポイント④
「皐月賞」

 

そんな実力を秘めるサトノダイヤモンドの次走は三冠のうちの最初の一冠、皐月賞です。無敗の皐月賞馬となれば、父であるディープインパクト以来で10年以上ぶりの快挙となります。
超ハイレベル世代と呼ばれるなか、強い同期たちのと競い合いながら彼はどのような輝きを我々に見せてくれるのでしょうか。
期待は高まるばかりです。

 

以上で第一回目の「ネットと見る三歳世代〜サトノダイヤモンド編〜」を終わりとしたいと思います。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
次回は「エアスピネル」です。
お楽しみに!

 


文・オガタKSN