ネットと見る三歳世代〜マカヒキ編〜

さて、ウマフリで特集している「4強」として、最後の馬です。マカヒキ。ディープインパクト産駒です。毎年200頭以上に種付けしている押しも押されぬ名種牡馬ディープインパクトですが、この馬にとっての「父:ディープインパクト」には、それだけでは語り尽くせない特別な意味があります。

 

 

注目ポイント①
「戦績」

 

現在、重賞戦線で活躍中の牝馬ウリウリの全弟(父も母も同じ兄弟)として当初からある程度は注目されていたマカヒキですが、ファンたちに衝撃を与え一気に同世代の主役となったのはデビュー戦直後からでした。同じく期待されていた新馬エンヴァール(うま速:調教でG1級フィエロを子供扱いした怪物エンヴァール)に3馬身近くの差をつけ、馬なりで圧勝(うま速:マカヒキ強すぎワロタ)。しかも2歳1800mの新馬戦として最速のタイムを記録というオマケつき(うま速:マカヒキ馬なりで2歳1800mの史上最速時計wwww)でした。
そして2戦目となる若駒Sもなんなく圧勝(うま速:[若駒S] マカヒキの上がり32.6ワロタwwwww)。全く底を見せないマカヒキに対して陣営が次に選んだのは、2歳王者リオンディーズ、良血馬エアスピネルら強豪が待つ、G2弥生賞でした(うま速:デビュー2連勝マカヒキ 次走は弥生賞)。

 

3頭のレースぶりに注目が集まるなか(うま速:マカヒキ 弥生賞に参戦 鞍上はルメール騎手)、陣営は強気な姿勢を崩しません(うま速:マカヒキ陣営、弥生賞、普通に走れば負けようがない)。
そしてレース当日。出遅れ、位置取りの不利などを物ともせず1着でゴールを決めました(うま速:[弥生賞] マカヒキ化け物すぎワロタwwwwww 三強対決制していざ皐月賞へ!)。
その素晴らしい走りは海外でも「今年の凱旋門賞勝ち馬候補」と、話題になるほど(うま速:マカヒキ、レーポス記者に絶賛される)。

 

父を追う、期待の若駒です。

 

注目ポイント②
「父との絆」

 

新馬戦1着→若駒S1着→弥生賞1着。

 

上にあるのは、競馬ファンにとっては有名なローテーションです。そう、ディープインパクトが皐月賞挑戦前ーー三冠制覇の前に乗り越えていったレースです。
マカヒキは、偶然か意図的か、はたまた運命か、父と全く同じ道のりを歩んできました。全てのレースで上がり最速、というところまで同じです。
しかしそのなかでマカヒキは、父ディープインパクトが生涯出した事のない、上がり32秒台という驚異的な数字を叩き出しています。
弥生賞全体のタイムを見ても、マカヒキの1:59:9とディープの2:02:2で差があります。当時とは馬場事情や相手関係が違うとは言え、その凄まじさは揺るぎません。

 

父、ディープインパクトとマカヒキの間の共通点はそれだけではありません。馬主である金子氏の存在です。

 

ネット上でも度々話題になるほど、金子氏の馬を見る眼は天才的です。4強でいうと、サトノダイヤモンドとマカヒキの父が「ディープインパクト」、リオンディーズとエアスピネルの父が「キングカメハメハ」ですが、その2頭のオーナーはどちらも金子氏です。他にも、ダート最強候補に挙げられるクロフネ・カネヒキリや、○○などのオーナーでもあります。
ちなみにマカヒキの母、ウィキウィキも金子氏の持ち馬でした。両親ともに所有馬の子供が活躍する、というゲームのような展開は、三冠牝馬アパパネや2015年度最優秀4歳以上牡馬を受賞したラブリーデイにも当てはまります。ちょっとこれは、凄すぎます。(うま速:金子の馬選ぶセンスwwwwwwwwwwww)(うま速:金子真人オーナー8大レース完全制覇)(うま速:国枝「金子オーナー凄いよな」 記者「そうですねマカヒキにマウントロブソン」 国枝「いや凄いのはこっち」

 

その金子氏ですら、マカヒキに対しては「(ダービーをレコード勝ちした)キングカメハメハ以来」という表現を使うほど(うま速:[若駒S] 金子真人「マカヒキはキングカメハメハ以来ですよ」)であり、逸材ぶりが伺えます。ディープを越える大物かという声も、今となっては無視できない段階にきているのではないでしょうか(うま速:【史上最強馬】マカヒキはディープインパクトを超える)。

 

 

偉大な父を意識させる馬、マカヒキ。
4強の中の確固たる主役を張るべく、そしてディープインパクト最高傑作と呼ばれるべく、父が圧倒的な勝利を収めた皐月賞に向かいます。



文・オガタKSN