JDD出走馬全馬紹介

7月13日(水)。20時10分。

大井競馬場で3歳ダート戦線の大一番が行われる。

 

ジャパンダートダービー。

 

通称JDD。ダート2000mの、ガチンコ競走。

カネヒキリ、フリオーソ、サクセスブロッケン、ノンコノユメ、ゴールドアリュール……数々の名馬を送り出してきた晴れ舞台。

ダート3歳王者に用意された椅子はただ一つ。

地方の猛者か。中央のエリートか。

鍛え上げられた馬たちが、火花を散らす。

1-1 サブノクロヒョウ

(牡3、柏木健宏、大井・阪本一栄、父ロージズインメイ)

母サブノイナズマ、母の母サブノアフロディアと、代々「サブノ」冠が付く母系の出身。

兄弟3頭も全て「サブノ」が並ぶ。

2歳4月デビュー組で、これまでキャリア14戦という経験の豊富さは武器。

 

2-2 ダノンフェイス

(牡3、岩田康誠、栗東・大久保龍志、父キングカメハメハ)

母は阪神牝馬S勝ち馬のアイアムカミノマゴ、叔母にはユニコーンS勝ち馬のアイアムアクトレス。

前走ユニコーンSでは上がりが最速タイを出している(6着)。

地方出身の名手を背に、鋭い末脚を活かして上位を狙う。

 

3-3 タービランス

(牡3、森泰斗、浦和・水野貴史、父パイロ)

南関東クラシック一冠目「羽田盃競争」の勝ち馬。

二冠目の東京ダービーでは悔しい3着。

三冠目に位置付けられたJDDで、地方勢有力馬としての意地を見せたい。

※出走取消となりました。

 

4-4 キタノアドラーブル

(牝3、大畑雅章、笠松・栗本陽一、父ベーカバド)

今回のJDDでは紅一点。出走した13戦のうち、半分以上の7戦で上り最速を記録した切れ味が魅力。

伯父には地方109戦23勝の猛者、ストロングタテヤマの名前。

ここで好走し、秋の牝馬ダート路線への参戦に備えたい。

 

4-5 モリデンルンバ

(牡3、矢野貴之、船橋・坂本昇、父マーベラスサンデー)

年初めのニューイヤーCでタービランスに勝利して以降、調子を落とし気味。

先月末に老衰でこの世を去った父マーベラスサンデーへ、良い報告を捧げたいところ。

矢野騎手とのコンビ力を発揮できるか。このままでは終われない。

 

5-6 ゴールドドリーム

(牡3、川田将雅、栗東・平田修、父ゴールドアリュール)

前走、ユニコーンSを勝利して堂々の主役として参戦。

これまで5戦して4勝、2着1回の安定感も魅力。

数々のダート名馬を送り出してきた父ゴールドアリュールの新しい代表産駒となるため、1つ目のステップを勝てるか。

 

5-7 キョウエイギア

(牡3、戸崎圭太、栗東・矢作芳人、ディープスカイ)

昨年秋には未勝利戦ながら、のちのUAEダービー馬ラニを抑えての価値ある勝利。

凰雛SからJDDに直行は一昨年の勝ち馬カゼノコと同じステップ。

地方経験が豊かな戸崎騎手に乗り替わり、万全の態勢で挑む。

 

6-8 バルダッサーレ

(牡3、吉原寛人、大井・中道啓二)

デビューから10戦連続で芝レースに出走し、好走はするものの、勝ちきれない状況が続いていた。

ダートに挑戦してからはガラリと変わって4戦3勝の安定感をみせ、前走では東京ダービーを圧勝。

中央から移籍初戦でのタイトル獲得は議論を呼んだものの、地方代表の一頭として中央勢を迎え撃つ。

 

6-9 ストロングバローズ

(牡3、M.デムーロ、美浦・堀宣行、父Mineshaft)

父であるMineshaftはカジノドライヴ等を輩出した、日本での実績もある種牡馬。

現在、ライバルとなるゴールドドリームとの直接対決では2戦2敗と悔しい思いをしている。

初の地方競馬場への出走、デムーロ騎手への乗り替わりなど、逆転するきっかけは大いにある。

 

7-10 カツゲキキトキト

(牡3、木之前葵、愛知・錦見勇夫、父スパイキュール)

年明けまではよく見られるレベルの地方馬だったが、2月のおしどり特別を圧勝後は才能が開花して破竹の7連勝中。

東海三冠のうち、春に実施される二冠(駿蹄賞、東海ダービー)も危なげない完勝。

地方のアイドル・木之前葵騎手を背に、東海地区の圧倒的な王者として堂々の参戦。

 

7-11 ノーモアゲーム

(牡3、内田博幸、美浦・浅野洋一郎、父ハイアーゲーム)

ハイアーゲーム産駒と言えば、万馬券を二回出したコスモナインボール等、人気薄での激走が多い印象がある。

この馬も、今までにあげた2勝はそれぞれ、単勝24.5倍・18.6倍の穴馬券。

今回は強いメンバーが揃ったが、中央勢の一角として意地を見せたい。

 

8-12 キーパンチャー

(牡3、笹川翼、大井・坂本一栄、父スズカマンボ)

キャリアは出走馬の中でも最多の16戦。

札幌や盛岡では芝のレースにも挑戦しており、踏んできた場数の多さ・多彩さを好走へと繋げたい。

前走は1年ぶりに1200mのレースへ出走。久々に早い流れを経験したことでの変わり身に期待。

 

8-13 ケイティブレイブ

(牡3、武豊、栗東・目野哲也、父アドマイアマックス)

前走の兵庫CSが7馬身差の大楽勝で、今回も有力視されているゴールドドリームに初めて土を付けた。

初めて挑戦した地方競馬での圧勝は、地方競馬場への高い対応力によるものか。

伯父には地方交流戦などで活躍したビーマイナカヤマもいて、その見立ての裏付けとなりそう。