みちての珍名道中膝栗毛 その2

〜それいけシゲル軍団の巻〜

二度目ましテイエムチュラサン!仙台の競馬大好きお笑い芸人みちてです!
競馬を知らないあなたも、競馬を中心に世界が回っているあなたも誰もが楽しめるような馬名にまつわるお話を綴りたいと思いまスティルインラブ!

 

今回はシゲルの冠名でお馴染みの森中蕃さんの所有する馬、シゲル軍団から特にインパクト大な名前を持つ馬を紹介していきたいと思います!


シゲルホシガキ

09年産のシゲル馬、果実シリーズには元中央オープンクラスで重賞にも出走した「シゲルササグリ」
後藤浩輝元騎手との絆が話題となった「シゲルスダチ」等60種を超える果実馬がいます。
その中でもシゲルホシガキは異質な存在ではないでしょうか?
何故なら彼だけ加工済み……(笑)
そう、何を隠そう彼は果実馬の中で唯一のドライフルーツなのです。
ちなみに同期には「シゲルシブガキ」と「シゲルアマガキ」も存在する抜け目なさがシゲル馬クオリティだと私は考えております。

果実シリーズ「シゲルドリアン」

シゲルマドギワゾク

08年産のシゲル馬、役職シリーズには中央オープン特別勝ち馬「シゲルキョクチョウ」
12年新潟ジャンプステークス(JGⅢ)13年阪神スプリングジャンプ(JGⅡ)を制した「シゲルジュウヤク」(※冒頭写真)等40名を超えるサラリー馬がいます。
シゲルマドギワゾクは市場取引価格315万円と競走馬の中では決して高くない価格でシゲル軍団入りしていることもあり「期待されていないのか……?」「かわいそうな名前だ!」等という声も少なくありませんでした。
しかし、会社というのはお偉いさんだけでは成り立ちません。
一見哀愁漂う馬名ではありますが、中央と佐賀競馬で51戦走り抜き5勝を挙げたシゲルマドギワゾクからは「全国のサラリーマンよ、マドギワゾクだってこんなに頑張れるぞ」というなにくそ精神が垣間見える……そんな気がしてならないのです。

シゲルペイペイ

同じく役職シリーズよりもう一頭ご紹介。
馬名の意味は冠名+平平(新人平社員の俗語)とのことですが、マドギワゾクと同じく、とんでもネーミングだなぁと思ってしまうサラリー馬です。
市場取引価格は105万円ここからこれから頑張るぞ!の思いが伝わる役職です。
中央と佐賀で走り生涯成績は46戦0勝(2着5回3着9回)と勝利には後一歩手が届きませんでしたが、くじけずめげず挑戦する心を忘れない……なんとも素敵な一頭でした。

シゲルヒショ

役職シリーズよりもう一頭!
初見の方は思わず突っ込んでしまうことでしょう「えっ……牡馬なの?」
中央と佐賀を走り、残念ながら未勝利でしたが、競馬界からジェンダーフリーに一石を投ずる画期的な馬名だと思います。


深読みしすぎなところもあるかもしれませんが、言われてみればそんな気がしないでもない……
シゲル軍団の名付けは一見雑に見えるかもしれませんが、そのワードの裏や馬の活躍まで見て感じてみてください。
あなたもシゲル馬ワールドの奥深さの虜になるかもしれません。

 

文・みちて(Twitter:@panya111211

写真・ウマフリ写真班