[編集部]スプリント王ビッグアーサー始動!

春に高松宮記念を制し、堂々のスプリント王へと上り詰めたビッグアーサーが、セントウルSに出走します。大目標スプリンターズSへ向けて順調な滑り出しを飾れるでしょうか?

■抜群の安定感

彼の魅力は何と言ってもその安定感です。
11レースに出走し、7勝。馬券に絡まなかったのは、5着だったシルクロードSのみです。
5歳ながらもキャリア11戦と、これまで大切に使われてきています。レース適正や体調面を考慮しながら、ゆっくりと育ててきてくれた陣営の判断力の高さも強みでしょう。
春の高松宮記念では、初めてのG1チャレンジながら2着(ミッキーアイル)に3/4馬身差をつけての勝利を収めました。
これまで、抜群の安定感を誇りつつも、重賞へのチャレンジでは2着、2着、3着、5着と決め手を欠いていたビッグアーサーですが、その呪縛からも解き放たれ、今後はさらに高い水準で安定してくれるのではないでしょうか?

■血統的価値の高さ

ビッグアーサーが語られる時に必ずと言ってよいほど触れられるのが、その血統的価値の高さです。

日本で一時期大流行しながらも、現在ではサクラバクシンオーのみがその父系を細々と伝えるのみとなったテスコボーイ系。産駒は安定して良い成績を残すものの、サンデー旋風のなかで大物を出すことが出来ず、ここで血が途絶えるかと危ぶまれていました。そこに現れたのが、ビッグアーサーです。しかもサンデーサイレンスの血を含まないという素晴らしいおまけ付きです。
こちらの血統的価値については、ウマフリでも取り上げられていますね。

本日づけで、サクラバクシンオー産駒の重賞2勝馬エーシンホワイティが引退し、乗馬へと転向しました。

やはり、この馬がテスコボーイの血を繋いでいくカギとなるのは、間違いなさそうです。

■ライバルたち

セントウルSにはビッグアーサーの他に、春は脚部不安で大舞台を回避したダンスディレクター、夏に新潟で実力を高めたネロ、ダービー馬マカヒキの全姉ウリウリなど強豪が揃っています。

さらには本番となるスプリンターズSには、そこを引退レースに定めた夏のスプリント女王ベルカント、強豪揃いの3歳世代からはシュウジなどが出走を予定している。

王者がその地位を揺るぎないものにするか?
新興勢力が秋のタイトルに向けて躍進を遂げるか?
注目です!