【音声クイズ】この名勝負は?その1

新企画「この名勝負は?」の第一回となります。

よろしくお願いします!声優陣が録音した賑やかな音声とともに、過去の名勝負を振り返り、思いを馳せましょう!

 


さて、それでは早速問題へ移ります。

 

この音声は歴代の名勝負のうち、どのレースを観戦している時のものでしょうか?

難易度:★★☆☆☆

音声協力:俺たちの競馬部

Twitter:@oreuma_jip 

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出演:深江竜也堀田あすか

※答えは下にあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【答え】

ーーそのレースは、運命によって手繰り寄せられたかのように感じられた。

アグネスタキオン、ジャングルポケット等を輩出した、今もなお最強世代論争に登場する世代。その世代で、芝のNHKマイルCを勝利した馬もまた、素晴らしい資質を持っていた。その馬は米国産。前年(2000年)から天皇賞も外国産馬に開放されていたが、それは賞金上位2頭までと、狭き門となっていた。

3歳秋、その馬はその「狭き門」を目指して鍛錬を積んでいた。しかし、直前でその道は断たれる。2頭の古馬の出走表明ーーメイショウドトウと、アグネスデジタル。歴戦の猛者が積み上げてきた賞金額には届かず、その馬は天皇賞秋への出走断念を余儀なくされた。特にアグネスデジタルは急遽の表明だっただけに、レースへ向けて仕上がっていたその馬は予定外のレースへの出走を決断。

初めてのダート戦。天皇賞秋と同週に実施される武蔵野Sへの出走、そしてそこでの9馬身差の圧勝。自身、3度目のレコードタイムだった。

 

そして、このレースへと、彼は駒を進めた。

ジャパンカップダート、クロフネ、参戦。

そして――7馬身差の圧勝、圧倒。

衝撃のレコードタイム、2分5秒9。

前年の覇者ウイングアローやアメリカからの刺客リドパレス、加えてノボトゥルーやプリエミネンスらダートの古豪らを一蹴。

このレースは、彼のためにあった。

 

その後、クロフネは屈腱炎を発症、引退し種牡馬となった。種牡馬としてもフサイチリシャール(朝日FS)やスリープレスナイト(スプリンターズS)、カレンチャン(スプリンターズS、高松宮記念)、ホエールキャプチャ(ヴィクトリアマイルC)、アップトゥデイト(中山GJ)などを輩出。2012年産馬からはついに、自身が勝ったNHKマイルCを勝利したクラリティスカイや、ダートG1(JBCレディスクラシック)を勝利したホワイトフーガなども出てきており、勢いは止まらない。

 

ダート2戦2勝の芝G1馬。

無事だったのなら、一体どれだけ勝ち星を重ねていったのだろう。どれだけの圧勝劇を見せてくれたのだろう。

想像は膨らむばかりだ。


さて、今回はクロフネが勝利したジャパンカップダートの音声でした。時期的な意味を考慮すると、ちょっと簡単過ぎる問題だったでしょうか?もしあのレースを見た事がない!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ動画サイトなどで検索してみてください。素晴らしいレースですよ!

ジャパンカップダートは2014年より名前をチャンピオンズカップに変更し、今もなおダートの猛者が集うレースとして重要な位置付けにあります。

そのチャンピオンズカップは今度の日曜日、12/4に行われます。熱戦を期待し、2016年ダート王の座がどの馬に渡るのかを楽しみに待ちましょう!

文・横山オウキ・ウマフリ編集部

音声・俺たちの競馬部