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ようこそ金沢競馬場へ!〜駅から新聞売場まで〜

金沢競馬の魅力や面白い所、たまに変な所などを発信していこうと思っています、金沢競馬フリーペーパー「遊駿+」代表のヨドノミチです。

ネットの界隈でもなかなか取り上げてもらえない(書いてくれる人が少ない)金沢競馬場の事を色々と書いていこうと思いますので、どうぞお付き合いの程、よろしくお願いします。

 

 

 

 

皆さんは行った事のない競馬場を訪れる時、まず何を調べるでしょうか。

馬場の傾向?

騎手のリーディング?

グルメ情報?

美味しい居酒屋?

 

いえいえ、私は違います。

それらよりも最初に調べるのは「どうやって競馬場へ行くか」ではないでしょうか。

 

今はどこの競馬場も、公式ホームページに競馬場までのアクセスを載せているので、それを元に向かうでしょう。

しかし、ホームページには載っていない注意点がある場合があります。

そしてこの金沢競馬場には、所謂「初見殺し」とでも言えそうな注意点があるのです。

 

 

1.金沢駅〜金沢競馬場のファンバスを利用する場合

 

公式ホームページには「アクセスには車か、ファンバスをご利用になるのが便利です」とあります。

新幹線や特急を利用して金沢へ訪れる場合、このファンバスのほぼ一択になります。

タクシーでもいいですが、金沢競馬場は金沢市の北の果て。そこまでの運賃は、なかなかのお値段になります。ファンバスは無料ですので、到着後の軍資金も考えると……やはり、ファンバス一択でしょう。

しかし、このファンバス。

ちょっと曲者だったりするのです。

 

 

 

新幹線で金沢に到着し、改札を抜けます。

 

 

改札を抜けると、右手に大きなバスターミナルが見えます。

 

そうか、あそこがバス乗り場か。

 

大抵の場合、ホームページに「1番乗り場」と書いてあったのでそこへ向かいます。

これが旅行雑誌に載っているガラス張りのもてなしドーム、あれが鼓門(2018年シンザン記念2着ツヅミモンの馬名由来)か……などと思いながら、乗り場を探します。

 

 

 

しかし、いくら探してもそれらしき乗り場は見当たりません。ホームページに載っている「1番乗り場」に行ってもありません。

それもそのはず。

ここにファンバス乗り場は存在しないのです。

金沢駅のバス乗り場は改札降りて右側の「兼六園口(東口)」と左側の「金沢港口(西口)」の二か所あります。

 

 

 

人の流れは兼六園口に向かう流れが多く、バスもたくさん見えるのでそちらへ向かってしまいがちなのですが、ファンバス乗り場は金沢港口にあるのです。

ですから、改札を降りて左の方向へ歩くのが正解。

改札口周辺、バス乗り場の周辺にファンバス乗り場を案内する看板はないので初めての人は特に注意が必要となります。

 

もっとも、金沢駅には金沢競馬の開催案内やポスターは皆無。

競馬の「け」の字もありません。

同じプロスポーツのミリオンスターズ(野球)、ツエーゲン(サッカー)、金沢武士団(バスケ)のポスターはシーズンに入ると貼られる事があるのに、競馬は無し……。

県営・市営競馬なのだからせめて、観光案内所にポスターの一枚でも貼ってくれたらなと思うこともあります。

 

ちなみに兼六園口から金沢港口までは、金沢競馬場の直線236mよりも少し長い290mほど。

 

もし間違えて出てしまったら、最後の直線に挑む競走馬の気分になって乗り場へ向かいましょう。

 

 

こちらが金沢港口。

兼六園口と同じ時間帯ですが、人通りが全然違います。

 

その金沢港口の片隅……1番乗り場に、ファンバス乗り場があります。

 

 

看板はもちろんのこと、表記すらありません。

ダイヤがちょこっと書かれているだけです。

ここでバスに乗れば競馬場まで30分程で運んで行ってくれます。

 

 

 

バスには、それとわかるように幕がつけられていますので間違えることはありません。

……と、言うよりも、この乗り場からは高速バスとファンバスしか出ていないので間違えようがないのですけどね。

 

 

2.マイカーで来る場合

 

今の時代はカーナビがあります。細かい行き方はそちらで設定してもらえば自動で案内してもらえるので、そちらをご利用ください(笑)

 

そして、自動車で競馬場に行くときに気になるのは駐車場。

金沢競馬場には収容台数は5384台(公式HPより)という大駐車場があります。

 

これが開催、非開催を問わずいつでも無料です。

 

 

正門前から南へ広がる駐車場と、道路を挟んだ西側一帯に広がる駐車場がメイン。開催中でも、これらが満車で入れない……という事は、まずないと思います。

他にも、北側と用水路挟んださらに南側にも駐車場がありますが、そちらは近年、JBCの時くらいしか使われていません。

なお、金沢競馬全盛期の頃は、これらを使っても車が溢れて路上駐車がすごかったそうです。

 

 

3.入場〜新聞売場

 

競馬場に到着し、いよいよ入場となります。

ここで必要なのが100円硬貨。

JRAなどの競馬場のように入場券を買って改札のお姉さんに渡すのではなく、自動改札に直接100円を投入して入場となります。ですから、事前に100円硬貨を用意するか、そばの両替機で両替をしましょう。

 

正門をくぐってまず、新聞を買いたい方もいるでしょう。新聞売り場も金沢競馬場は少しユニークな事になっています。

 

JRAの競馬場における新聞売場は、一か所に予想各紙が集まっていて、そこから選んで買うと……というのが一般的。しかし金沢競馬の場合、新聞屋さんがそれぞれ自紙の売り場を出しています。

 

 

その為、売り場に行ったらその新聞屋さんの一紙のみしか置いてありません。

どれにしようかな……と店頭で選ぶのではなく、店その物を選ぶ形です。

この形の利点は、新聞を買うお客が分散されるので列ができる事はほとんどないという事。

新聞屋さんが直接売ってくれるので、売り子のお姉さんから当日の傾向や予想などを聞く事ができるという事。

そして、時間帯や新聞屋さんによっては、そこのトラックマンだったり社長(!?)だったりが店頭で販売していて、詳しい話を聞く事ができるという事、があります。

 

金沢競馬の予想紙は、地方競馬としては多めの4紙(けいばキンキ、競馬ホープ、競馬カナザワ、競馬ホクリク)があり、いずれも600円です。

 

 

 

 

これはその中の1紙でたまたま手元にあった「競馬カナザワ」。他の3紙もこのような本のように綴じられたブックタイプの体裁をとっています。

折りたたむのは難しいのでかさばるかもしれませんが、ばらばらになったりしないので使いやすく、記念に持ち帰りやすい形になっていると思います。

複数人で訪れた時は別々の予想紙を買って予想を見比べてみると、予想紙同士の個性が見えてより面白くなるかもしれません。

 

新聞を選んだらパドックへ、スタンドへ。

ここから先の競馬の楽しみ方は、他場と変わりません。

さぁ、金沢競馬を思い切り楽しんでいきましょう!

文と写真・ヨドノミチ

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